川上米男 川上米男

 略歴

明治37年川上武彦の三男として、福岡県久留米市に生まれる。
昭和 3年九州帝国大学農学部卒業。 埼玉県の農林省農業試験場に勤務。
昭和 5年地方農林技師として、山口県農業試験場に赴任。
昭和21年山口県農業試験場の主席技師を退官後、実業界へ。山口県農業会長府工場の製造部長に就任。
昭和24年山口県経済連(旧山口県農業会)長府工場へ工場長として赴任。以降、事実上の経営者として、長府工場の立て直しに奔走、苦難の時期を迎える。
昭和29年同工場が㈱長府製作所へ改組後、専務取締役に就任。農機具メーカーから石油バーナーなどの熱機器メーカーへと脱却し、以降、家庭用温水ボイラーの開発を始めとして、住宅設備機器総合メーカーとしての道を歩むことになる。
昭和44年同社社長に就任。同年、徹底した合理化により、無借金経営の達成。
昭和55年広島証券取引所へ株式上場を果たす。
昭和62年同社会長に就任。
平成2年公私混同、贅沢を嫌い、「経営者は姿勢を正す」ことを信念として貫き通し、平成2年2月、享年85歳にて逝去。
株式会社 長府製作所
資本金 :70億円
東証1部上場

㈱長府製作所  本社社屋

農機具

米麦乾燥機石油バーナー

初期型石油瞬間ボイラー

初期型ルームエアコン

太陽熱温水器